救急救命士による処置拡大2行為の運用を開始
救急救命士が医師の指示を受け行う救急救命処置として、心肺機能停止状態の傷病者に対する「乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保のための輸液」「食道閉鎖式エアウェイ、ラリンゲアルマスク及び気管内チューブによる気道確保」「エピネフリンの投与」を実施してきたところですが、平成26年4月1日より「心肺機能停止前の重度傷病者に対する静脈路確保及び輸液」「血糖測定並びに低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与」の処置拡大2行為の運用が開始されたことに伴い、下北消防本部では平成27年3月4日から6日までの3日間、青森県立中央病院救命救急センター齊藤兄治部長、むつ総合病院循環器内科加藤武部長及びむつ総合病院スタッフの方々のご協力を頂き、25名の救急救命士が追加講習を行い、平成27年3月31日に青森県メディカルコントロール協議会より認定を受けました。
これにより、下北消防本部では平成27年4月15日より処置拡大2行為の運用を開始し、更なる救命率の向上を目指します。
2020年10月7日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ