下北地域広域行政事務組合

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下北広域消防


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処置範囲拡大に伴う追加講習を実施しました。

 平成26年4月1日の救急救命士法施行規則改正に伴い、救急救命士の処置範囲が拡大されました。今回の改正内容としては、救急救命士が行う救命処置として「ショックをおこしている重度傷病者への輸液」と「低血糖発作に対するブドウ糖の投与」が新たに加えられました。このことに対して、救急医学に関する専門医等で構成されている「青森・下北地域メディカルコントロール協議会」委員である医師の指導のもと、必要となる24単位の講習及びシナリオ訓練等を含む教育カリキュラムが実施されました。3月4日(水)から6日(金)の3日間、下北消防本部合同庁舎大会議室を会場に27名の救急救命士が受講しました。

  

11111ショックの病態と治療(講義)           低血糖の病態と治療(講義)

  

111111血糖測定器の取扱(実習)          静脈路確保と輸液について(講義)

 

 今回の講習を修了した救急救命士27人は、今後、青森県メディカルコントロール協議会での認定を受けた後に、救急現場において新しい処置を行います。これまでは病院に到着するまで、開始されることのなかった処置を、医師の具体的な指示のもと認定救急救命士が実施することで、救命率の向上及び重症化の軽減に寄与することが期待されます

  

11111 1ブドウ糖投与(実技)               静脈路確保(実技)

  

11111関係者への説明と同意(実技)           隊員間の情報共有(実技)