ご家庭に古い消火器はありませんか?
日本消火器工業会と消火器リサイクル推進センターが、一般家庭での消火器の設置状況と退蔵状況を確認するため、2020年9月に「一般家庭の消火器保有・廃棄に関する実態調査」を実施したところ、
一般住宅の不要消火器本数は569万本
使用期限切れは2割を超える
結果となりました。
消火器の使用期限は、一般的な消火器(業務用)で10年、住宅専用の消火器で5年です。今回の調査において、製造後10年以上が経過し、使用期限が切れている消火器は全体の21.8%でした。この結果から全国の住宅に使用期限が切れた多くの消火器が退蔵しているとみられます。破裂事故防止の観点からも早急な回収が求められています。
Q 期限切れ・使用済みの消火器の処理方法が判らない。どうすれば良いですか?
現在、広域認定制度により期限切れ・ 使用済みの消火器は「消火器回収システム」により 加盟の消火器取扱い窓口会社が引き取り、メーカーでリサイクルを行っています。 期限切れ・使用済みの消火器が有りましたら、下記のリンク先で県内の回収窓口をご確認のうえ、窓口へお問い合わせください。
Q 費用はどれぐらいかかるの?
リサイクルシールはオープン価格となります。費用は引き取り回収する際の距離や諸条件によって異なりますので、詳細は窓口までお問い合わせください。
Q 消火器は、中身を出さないと回収してくれないの?
いいえ。そのままの状態で回収できます。(劣化または腐食している消火器は破裂の危険もありますので、訓練に使ったり中身を出したりしないでください)無理な放出は危険ですので避けて下さい。
Q スプレータイプ(エアゾール式)の製品は回収してもらえますか?
回収できません。スプレー(エアゾール)タイプの簡易式消火具は、廃棄物処理用の広域認定の対象品目に該当しないため、本リサイクルシステムでは回収できません。 内部の薬剤と圧力を抜き、他のスプレー缶と同様にお住まいの自治体の廃棄方法に従って廃棄してください。(自治体によって回収方法が異なります。) なお、スプレー(エアゾール)式消火具の薬剤の抜き方は、各メーカーにより異なりますのでご注意ください。
2021年3月18日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ