消防概要
むつ市、下北郡3町4村の消防防災活動については、むつ市及び大畑町に常備部が設置されていた以外は消防団がその役割を担っていましたが、昭和47年6月1日に消防業務を共同処理事務とする「下北地域広域行政事務組合」が発足したことにより、住民の福祉の向上と地域の安全を確立するための消防防災体制の整備が図られ、むつ市に消防本部、消防署及び消防分署、大畑町に消防署、その他の町村には消防分署を設置し、1消防本部、2消防署、8消防分署、職員64名で広域消防体制を確立いたしました。
その後、平成17年3月14日の市町村合併により構成市町村数は1市1町3村に減少したものの、逐年組織の改変及び職員の増員を図り、平成27年4月1日現在では、1消防本部、5消防署、4消防分署、2分遣所、職員282名の体制となっており、装備面におきましても年々充実強化を図り、管内人口8万人弱、管轄面積約1,414㎢を守る県内有数の広域消防として現在に至っています。
消防の責務は、火災を予防、警戒鎮圧することと人命を守るための救急救助活動ですが、その責務を果たすために、当消防本部では、消防広報、危険物施設・防火対象物・一般住宅の立入検査指導及び高齢者家庭や独居老人宅等の訪問及び防火指導、婦人・少年・幼年消防クラブの育成指導、さらには消防と密接に関係のある諸団体との合同訓練の実施、また、人的な面では、救急救命士の養成、青森県防災航空隊への隊員派遣等により高度の知識及び技術の習得に努め、広域常備体制を効率的に活用して、地域住民が安心して生活できるよう各種活動を実施しています。
組合消防の組織と機構図
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