第8回下北広域消防救助技術研究会が開催されました。
今年度で、第8回目となる下北広域消防救助技術研究会が、大畑消防署を開場として開催されました。
この研究会は、本来救助技術に焦点を絞った内容で行われ、既存技術の向上と新技術の導入に資するものでありましたが、昨年12月に発生した糸魚川市大規模火災を受け、当消防本部管内で考えられる、大型車両の進入が困難な狭隘路に存在する木造密集地において発生した火災を想定し、各所属ごとに下記想定内容にて訓練を実施しました。
訓練終了後には、実施隊員及び評価員にて検討会を行い、活動に対しての反省点や意見を交換し、今後の現場活動に反映させることのできる有意義な研究会となりました。
今後、さらに訓練を積み重ね住民の方々の負託に応えるよう努力して参ります。
訓練想定内容
・住宅が密集する街区内に立地する木造2/0店舗兼住宅。
・狭隘路に面しており直接部署は不可とする。
・気象状況は強風及び乾燥注意報が発令されているものとする。
・火点開口部より火煙が噴出、火災最盛期への移行期であり延焼危険大とする。
・逃げ遅れ情報は不明。
2020年10月7日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ