セルフスタンドの制御卓で監視をしていますか?
昨今、セルフ(顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所)スタンドにおいて制御装置(給油等許可スイッチ)を連打する機械を使用し、監視をしないで給油をさせていた事例が発生しました。
セルフスタンドでは、顧客が自動車に給油するときや灯油を容器に注油するときは必ず、制御卓で従業員が顧客の安全を確認しなければなりません。
制御卓での監視は消防法などで定められていますので、特に以下の点を守り安全な危険物の取扱いを行ってください。
制御卓操作時の留意事項
・監視等は甲種又は乙種の危険物取扱者として実施するものであること。
・監視は直視が基本ですが、車両等により死角となる場合はモニターカメラの映
像等により監視すること。
・インターホン及び放送機器を用いて顧客の給油作業等について必要な指示を行うこと。
・顧客の給油作業等が開始されるときには、静電気除去シートに触れタバコなどの火気のない
こと、自動車のエンジンが停止していること、容器への詰替え作業においては適切な容器で
あることなど、安全上支障のないことを確認した上で、制御装置(給油等許可スイッチ)を
用いてホース機器への危険物の供給を開始し、顧客の給油作業等が行える状態にすること。
~平成29年度全国統一防火標語~
「火の用心 ことばを形に 習慣に」
2020年10月7日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ