天かす(揚げかす)自然発火にご注意!
○事例
下北消防本部管内の物販店舗で、調理後の「天かす」から出火する火災が発生しました。
○なぜ自然発火するのか?
調理後の温度の高い「天かす」を1箇所に集めると、「天かす」の余熱で油の酸化反応が促進され、空気中の酸素と反応し、さらに高温となり自然発火することがあります。
・・・空気中の酸素と反応しさらに高温となり発火にいたった様子。
○適正な処理
1 天かす等は平たく置いて熱を発散させ、十分に水をかけ、冷ましてから捨てる。
2 大量の天かす等を一ヵ所に集めない。
3 通気性の良い容器に捨てるなど、熱がこもりにくい方法で処理する。
※ごみ袋などの密閉されたものに捨てない!
○最後に
天かす等の火災は、油が酸化し熱がこもるまで時間がかかるのが特徴なので、夜中など無人のときや就寝しているときに発火する可能性が極めて高く、天かす、揚げかすは適正な処理が必要になっています。
2020年10月7日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ