むつ消防署・大湊消防署合同潜水訓練を実施しました。
訓練日時・場所等
訓練日時 平成27年2月16日(月)~平成27年2月18日(水)9:00~11:30
訓練場所 海上自衛隊訓練プール
使用資機材 空気ボンベ、ハーネス、レギュレーター、錘、基線、捜索線、個人装備各種
訓練スケジュール
9:00 スケジュール説明 準備体操
9:10 泳力向上訓練
9:50 ドルフィン泳法
10:20 休憩
10:30 ①マスククリア、②バディブリージング、③水中脱着
10:50 捜索法訓練
11:20 整理体操
11:30 訓練終了
訓練内容等について
むつ消防署・大湊消防署合同潜水訓練を実施しました。冬期間は特に泳力向上に力を入れているため、海上自衛隊訓練プールにおいて3日間の訓練を計画しました。訓練内容としては、準備体操、潜水業務に潜む危険性の確認、ブリーフィング後にひたすら泳ぐだけの泳力向上訓練。次は、ドルフィン泳法、これはマスク、シュノーケルとフィンを着用しひたすらプールを往復する訓練であり、途中で潜行と浮上を繰り返します。
その後は、緊急時にパニックにならない為の3種類の訓練です。先ずは、①マスククリア、この訓練は水中において、水中眼鏡が白く曇ってしまった場合などに、マスクの中に水を入れ曇りをとり、水を排出する訓練です。
潜水は基本的にバディ(2人一組)で行いますが、アクシデントにより空気が吸えない状況となったとき、2人で交互に一つのボンベの空気を吸うことを②バディブリージングといい、水中で動かずに一つのマウスピースで交互に空気を吸うパターンと2人で一組で泳ぎながら実施するパターンの2種類を訓練します。
③水中脱着とは、空気ボンベを装着せずにボンベを置いてある場所まで潜行し、水中で空気ボンベを着装後、その場に空気ボンベを外して置き、空気ボンベを装着せずに戻ってくる訓練です。どの訓練も水中という自由の利かない空間から生きて帰ってくるために必要な訓練であります。
捜索法訓練とは、水中の物体や人体を捜索するための訓練です。
1訓練を無事に終え、若い隊員にも自信がついたようで、良い顔つきとなりそれぞれの所属に戻っていきました。
訓練風景
1111111入念なストレッチ 50mプールをひたすら往復!
1111111ドルフィン泳法 潜行と浮上を繰り返します
11111111マスククリア バディブリージング
(水中眼鏡の上部を押さえ、鼻から息を出し、
1水中眼鏡内の水を排出します。)
111移動しながらのバディブリージング 水中脱着
2020年10月7日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ