危険物施設の台風などの備えは万全ですか?
近年、豪雨や台風の発生に伴い、ガソリンスタンドのキャノピー倒壊や工場から油が流れ出すなどの被害が発生しています。
消防庁では、平成30年7月豪雨や台風21号等により、危険物施設においても多数の被害が発生したことを踏まえ、令和元年度に引続き、令和2年度「危険物施設の風水害対策のあり方に関する検討会」を開催し、調査・検討を行い、「危険物施設の風水害対策ガイドライン」が一部改定となりました。
つきましては、ガイドラインに基づき、各事業所で改めて風水害対策についてご検討ください。
☆風水害対策の3つのポイント
1.平時からの事前の備え
2.風水害の危険性が高まってきた場合の応急対策
3.天候回復後の点検・復旧
ハザードマップをチェックし、所有する危険物が浸水想定区域や土砂災害区域等に該当した場合、
施設形態に応じて、必要な対策を講じる必要があります。
以下を参考にし、大雨・台風等に備えましょう!
危険物施設の形態別のポイント、チェクリスト(例)
1 製造所
2 屋内貯蔵所
3 屋外タンク貯蔵所
4 屋内タンク貯蔵所
5 地下タンク貯蔵所
6 簡易タンク貯蔵所
7 移動タンク貯蔵所
8 屋外貯蔵所
9 給油取扱所
10 販売取扱所
11 移送取扱所
12 一般取扱所
風水害対策における初動対応のフローチャート
チェックリスト(例)とフローチャートの関係と活用イメージ
14 危険物施設の対応タイムラインに対応したフローチャートの活用
関連リンク
危険物施設の風水害対策の一層の推進について【令和3年3月30日 消防災第41号 消防危第49号】
2021年5月19日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ