令和元年度下北消防本部救急研修会が開催されました
令和元年度下北消防本部救急研修会が、令和2年2月26日(水)消防本部・むつ消防署合同庁舎3階大会議室で開催されました。
当研修会は平成29年度から指導救命士(指導的立場の救急救命士も含む)が主となり、地域メディカルコントロールを担う医師や医療機関と連携を図り、増加する救急需要に対しより質の高い救急業務を展開するための知識・技術を習得し、地域住民の救命率の向上を目的とし開催しております。
救急事案の想定を付与し、担当する救急隊が事案対応を行います。そして想定終了後に振り返りを実施し、最後にお招きしている医師・看護師の方々から助言を頂くという形式となっています。
今回は、研修に先立ち現在全国的に問題となっている「新型コロナウイルス」の感染者(疑い含む)に対する救急事例に関して、対応要領を展示し医師・看護師の方々から助言を頂き“共有認識”としました。
傷病者が新型コロナウイルス感染者(疑い含む)の場合に対する対応要領展示
その後は、5症例の想定に対して各救急隊が対応し、終了後指導救命士からの指摘、医師からの助言、会場からの意見を受けての議論が行われ非常に有意義な研修会となりました。
令和元年度下北消防本部救急研修会 各事案対応訓練風景
当消防本部では、今後も救急業務の質の向上に継続的に取り組んでまいります。
2020年10月7日 更新 | 消防本部からのお知らせ一覧へ